(6) この争いは、何らかの基準によって決着可能な選言(あれかこれか)でも、決着不可能性の容認=連言(あれもこれも)でもなく、いかなる基準にも服さない直接的な衝突というかたちで、すなわちゴットハルト・ギュンターのいう「超言」(transjunction)として、生じてくる。