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パートのお仕事 ─ 20世紀社会学史講義

作成:20131105|最終更新:20221104
  1. 過去の講義内容の概略
  2. 来年度以降の講師依頼について
  3. 外部者の聴講について

このページは、酒井泰斗が2014年秋から開始した非常勤講師(社会学史ほか)の お仕事について紹介するものです。

1. これまでにおこなった講義内容の概略

2014年秋講義: 現代の社会学──行動科学と人間のモデル

2014年秋講義:概要

  本講義では「行動科学と人間のモデル」をサブタイトルとして、主として20世紀前半の社会学の歴史をあつかう。
  しばしば「現在の社会学は多様だ」と言われるが、それらが基づいているもの・批判しているものの方は それほど多様ではなく、その主要部分は20世紀中葉の北米で創出されたものである。本講義では、三つの主題(小集団、広告と選挙、組織)に絞った研究紹介を行うが、これらの研究主題は、 ものである。この不思議な事態の把握は学生諸氏による今後の自主学習に見通しを与えてくれるはずである。

学習目標

2014年度講義のメニュー

2015年度講義: 行動科学とアメリカ社会学

メニュー

2017-2019年度秋講義: ロバート・マートンと20世紀アメリカ社会学

講義概要

学習目標

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2019年度/2020年度/2021年度/2022年度 春講義: 社会科学のためのデータセッション実習

講義概要

2021年度/2022年度/2023年度 春講義: 講読講義「自己啓発のアメリカ」

グループA:歴史・風俗
  • 森本あんり(2006/2019)『キリスト教でたどるアメリカ史』角川書店
  • マーチン・ラーソン(1987→1990)『ニューソート:その系譜と現代的意義』日本教文社
  • 尾崎俊介(2016)「アメリカにおける「自己啓発本」の系譜」
  • 栗田英彦ほか編(2019)『近現代日本の民間精神療法:不可視なエネルギーの諸相』 国書刊行会
  • バーバラ・エーレンライク(2009→2010)『ポジティブ病の国、アメリカ』
  • 速水健朗(2008)『自分探しが止まらない』ソフトバンククリエイティブ
  • 漆原直行(2012)『ビジネス書を読んでもデキる人にはなれない』マイナビ新書
  • 谷本真由美(2013)『キャリアポルノは人生の無駄だ』朝日選書
グループB:社会学的研究
  • 小池靖(2007)『セラピー文化の社会学』勁草書房
  • 牧野智和(2012)『自己啓発の時代』勁草書房
  • 増田泰子(2000)「高度経済成長期における「自己啓発」概念の成立」など
グループC:古典
  • エマーソン(1841)『自己信頼』 ・マーデン(1894)『前進あるのみ』 ・マルフォード(1889)『思考は物である』 ・トライン(1897)『無限者に調子を合わせて』 ・アレン(1902)『原因と結果の法則』
  • アトキンソン(1906)『引き寄せの法則』
  • ワトルズ(1910)『富を引き寄せる科学的法則』
  • カーネギー(1936)『人を動かす』
  • ヒル(1937)『思考は現実化する』 ・ピール(1952)『積極的考え方の力』
  • マルツ(1960)『サイコ・サイバネティクス』
  • マーフィ(1963)『眠りながら成功する』など。
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2. 来年度以降の講師依頼について

当初依頼を受けた2014年度秋学期の講義は 前任者の異動にともなう一度限りのものであり、いまのところ2015年度以降の講義予定はありません。←ありました。
下記の条件のもとであれば 講義依頼をお引き受けでき(る場合があり)ます。

お引き受けできる条件

通常の講義の場合
講義開始時間が 18:30 以降であり、かつ、講義地が 開始時間までに辿り着ける場所にあること。基本的には山手線の内側および周辺。
半期に一件まで。
複数お話をいただいた場合、職場からより近い講義地を優先します。
集中講義の場合
夏期・冬期に それぞれ一件まで。
複数お話をいただいた場合、近隣に温泉観光地等がある講義地を優先します。

講義内容について

依頼状況/過去の講義記録

上半期 下半期 夏期集中講義 冬期集中講義 その他
2023年度 {内諾済}専門書購読[港区]
{内諾済}社会調査法[文京区]
{内諾済}社会学史[港区]      
2022年度
東京大学情報学環
「社会科学のためのデータセッション実習」
木曜6限(18:45-20:30)
明治学院大学社会学部
「専門書講読:自己啓発のアメリカ」
月曜6限(18:25-19:55)
社会学史[港区]      
2021年度
東京大学情報学環
「社会科学のためのデータセッション実習」
木曜6限(18:45-20:30)
明治学院大学社会学部
「専門書講読:自己啓発のアメリカ」
月曜6限(18:25-19:55)
明治学院大学社会学部
「現代の社会学:ロバート・マートンと20世紀アメリカ社会学」
月曜6限(18:25-19:55)
     
2020年度 東京大学情報学環
「社会科学のためのデータセッション実習」
木曜6限(18:45-20:30)
     
2019年度 東京大学情報学環
「社会科学のためのデータセッション実習」
月曜6限(18:45-20:30)
明治学院大学社会学部
「現代の社会学:ロバート・マートンと20世紀アメリカ社会学」
月曜6限(18:25-19:55)
2018年度 東京大学(社会を指向する芸術のためのアートマネジメント育成事業)
「芸術・芸術批評と言葉」
明治学院大学社会学部
「現代の社会学:ロバート・マートンと20世紀アメリカ社会学」
月曜6限(18:25-19:55)
- -  2018年5月26日
瀬戸内哲学研究会
「現象学的アプローチの諸相」
講演「現象学者たちとの対話のために」
(於 岡山大学)
2017年度 - 明治学院大学社会学部
「現代の社会学:ロバート・マートンと20世紀アメリカ社会学」
月曜6限(18:25-19:55)
- 2017年5月27日
環境理工学群セミナー
「理工学のフロンティア」
講演「技術の社会学」
(於 高知工科大学)
2016年度 - - - - -
2015年度 - 東京大学情報学環
「社会情報学基礎:行動科学とアメリカ社会学」
木曜6限
- - 2016年3月
組織エスノグラフィ研究会 講演
「組織を研究するとは何をすることなのか」
(於 新潟青陵大学)
2014年度 - 明治学院大学社会学部
「現代の社会学:行動科学と人間のモデル」
金曜6限
- - 2014年11月・12月
朝日カルチャーセンター新宿
講義 「独学者のための社会学入門」
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3. 外部者の聴講について

歓迎しません。 事前にお申し込みいただいた方にのみ ひっそりと認めます。受講を希望される方は、事前に 下記項目を記したメールを 宛に お送りください。

  記載事項  
 1   氏名 漢字+フリガナ
 2   メールアドレス  Google Groups に登録してよいメールアカウント。
 3   所属 
 4   自己紹介  研究領域、関心領域など。(※この内容は、講義ML参加者に共有されます)

講義に関する連絡は、講義参加者のための「現代の社会学メーリングリスト」にて行ないます。このMLは、連絡だけでなく、受講者同士のディスカッションのためにも利用する予定です。

※画像出典: The Human Relations Movement – Harvard Business School Baker Library.
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